国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15 )
コペンハーゲン市民サミットクリマフォーラム(クリマフォーラム)参加


Shumeiの分科会の冒頭で挨拶されるモーリス・ストロング氏

2009年12月、コペンハーゲンで開催されたCOP15( 国連気候変動枠組み条約第十五回締約国会議)に参加しました。今回のCOP15は、2013年に期限が切れる「京都議定書」のその後の取り組みについての討議が注目され、世界192カ国、元アメリカ副大統領のアル・ゴア氏やイギリスのチャールズ皇太子など各界の著名人が参加し、市民団体やNGOなど世界中から5万人以上がコペンハーゲンに集結するという世界の関心の高さがうかがえる会議となりました。

しかし結果的には、 重要懸案は先送りされ、全体として気温の上昇を2度以内に抑えることを目標とすることだけにとどまりました。


文化会で発表するアラン・今井

Shumeiインターナショナルは、COP15と並行して行われたデンマーク政府主催の市民サミット(クリマフォーラム)で、「気候変動と食物安全に対する有機的解決策」と題し分科会を行いました。英国土壌協会のパトリック・ホールデン氏、世界的環境活動家ヴァンダナ・シヴァ博士を招き、講演を頂くとともに、Shumeiからはザンビアプロジェクトを取り上げ、持続可能な農業の成功例を発表しました。


市内の至る所に環境問題を訴える展示

ホールデン氏は、気候変動による最も大きな影響は食料問題であり、それは農業のシステムは、化石燃料を使用する大規模農業から、炭素を土壌に蓄える持続可能な農業、そしてメタンガスを排出する畜産を見直すことで貢献することが可能であるとおっしゃいました。


パトリック・ホールデン氏、バーバラ・ハチプカさんとShumeiスタッフ

シヴァ博士は、「経済成長が貧困と飢餓を無くす」という考えは誤っており、経済を主にした農業は単一的な農業となり、多様化は失われるにもかかわらず、収穫量が高いと勘違いしている。損なわれる自然環境や健康も入れて考えるべきである。お金は何かするための手段であって、それ以上のものではない、お金でなく、生命を基本に考えること、環境保全型農業こそが問題解決につながると結ばれました。

参加者は400名程度でしたが、気候変動・環境問題への具体的な解決策が提示され、高く評価されました。

リーフレット