しが子ども文化芸術祭 美と音と光の祭典 ~美しい地球へ びわ湖から願いを込めて~ 開催


ポール・ウインター氏

2009年10月17日びわ湖ホールにてしが文化芸術学習支援センターを中心に、県内の文化施設、NPO、企業、行政が共同し、これは、県内の〝すべての子どもたちに美しいもの、本物に触れる機会を〟と「しが子ども文化芸術祭 美と音と光の祭典」が開催されました。


対談

秀明インターナショナルは、世界的サックス奏者ポール・ウィンター氏を招聘し、ポール氏のソロコンサート、嘉田由紀子滋賀県知事と対談をしていただきました。

対談の中でポール氏は28歳のとき、クジラの歌の美しさに大きな魅力を感じ、人間の考える音楽より、はるかに素晴らしいと気が付いた。また、オオカミとの出会いもあり、彼らの声を自分の音楽に取り入れ、彼らの魂を知ってもらいたい、意識を高めたいと思い、さまざまな体験から彼らがいかに優美で優しいかを学んだことを話されました。そして人間は自然を破壊する行動を繰り返している。「先入観からくる恐怖心」を乗り越え、全ての動物たちと一緒に、破壊のらせんを止める方法を考える。皆さんと一緒に、この大きな冒険ができることはとても光栄なことですと言われました。


子どもたちも舞台にあがって合唱

嘉田知事は、学生時代のタンザニアに行った経験から、未開と呼ばれる地域の「人間の力」と、ある程度の開発、経済発展の必要性を感じアメリカに留学した。自然を大事にして経済発展をするモデルは、実は日本であり、美しいびわ湖の研究を始め、びわ湖と川と山となかよく暮らせる、そういう暮らしぶりを取り戻したい。自然の恵みがあるからこそ、私たちは生きていける。びわ湖のある、滋賀県ならではのライフスタイルが、生み出されるのではないかと思っていると言われました。

最後にお二人は、子どもたちにメッセージを送り、本当に心温まる素晴らしい対談となりました。


地元の葦笛グループによる演奏

その後のコンサートでは、ザトウクジラの歌や、鳥の声、自然の音、オオカミの遠吠えからインスピレーションを受けたポールさんの代表曲6曲が演奏され、後半にはポールさんに感謝の気持ちを込めて、地元のヨシ笛アンサンブル「青い鳥」による演奏があり、環境と芸術をテーマにしたコンサートにふさわしい演出となりました。

ポールさんがアフリカ民謡をアレンジした「MINUIT(ミニュイ)」を地元の子どもたちと知事も舞台で手をつないで歌い、楽しい芸術祭となりました。